松田雅央著環境先進国ドイツの今～緑とトラムの街カールスルーエから

著書の紹介

ドイツ・人が主役のまちづくり
～ボランティア大国を支える市民活動～
　

なぜ、ドイツの地方都市は元気なのか？
なぜ、ドイツ人はボランティアに熱中するのか？

市民のボランティア団体「市民協会」、地方自治を牽引する「行政」、
公共サービスを提供する「企業」が、巧みに協働しながら築かれる
成熟した地域社会の実像に迫る

◆ 著者：松田雅央
◆ 目次：
Ⅰ ドイツにおける市民活動
    1 社会を支える市民協会の活動
    2 市民・企業・行政の協働
             ■コラム・カールスルーエ市
Ⅱ 成熟したボランティア活動
    1 ビオトープを守るジュースづくり
    2 社会福祉団体による古着のリサイクル
    3 環境保全協会による河川の清掃活動
    4 市民参加で動物園運営
             ■コラム・トラムの復権
Ⅲ 子供・若者を自立させる社会のしくみ
    1 子育て事情
    2 個の自立を育む教育
    3 世界に誇るマイスター制度
Ⅳ 高齢者・障害者が生き生き暮らすまち
    1 高齢者介護事情
    2 自立した生活を模索するシニアたち
    3 まちに息づくユニバーサルデザイン
             ■コラム・交通連盟～公共交通の新たな枠組み
Ⅴ 地方の時代を創造する
    1 地域に密着した活字メディア
    2 広場がつくるまちのイメージと活気
    3 住民投票がまちを動かす

◆ 学芸出版社、予定定価2310円
◆ ISBN：4-8104-2709-9

街づくりや環境の棚を持つ全国約300書店で販売されます。在庫がない場合は、書店でご注文いただくか、通販サイト（アマゾンなど）でお買い求めください。

環境先進国ドイツの今
～緑とトラムの街カールスルーエから～

本書の舞台はドイツ南西部・カールスルーエ市。現場に密着した取材を通じて、緑のある街づくり、都市交通、ゴミとリサイクル、自然エネルギー、エコライフ、の今を浮き彫りにしました。
本書の特徴は、ドイツの多様な取り組みが有機的に結びついている様子を分かりやすく解説していることです。例えば、街の緑の整備はビオトープ、住宅の緑化、屋上・壁面緑化、クラインガルテンと切り離して考えることができません。また、ゴミのリサイクルは、コンポスト、バイオマスの利用、市民活動と深く関連している、といった具合です。
残念ながら、日本では理想化された「環境先進国ドイツ像」が一人歩きしています。その実像はいったいどういうものなのか。ドイツの環境と街づくりに興味のある方々に幅広く読んでいただきたい一冊です。

◆ 著者：松田雅央（まさひろ）
◆ 目次：
Ⅰ 緑豊かな街づくり
    1 街の緑化
    2 屋上壁面緑化
    3 ビオトープ
    4 クラインガルテン
Ⅱ 人に優しい都市交通
    1 トラムが支える地域交通
    2 カーシェアリング
    3 第3の交通手段としての自転車
Ⅲ ゴミの賢いリサイクル
    1 家庭ゴミの分別
    2 コンポスト
    3 ゴミ処理とバイオマス利用
Ⅳ 日常生活に溶け込む自然エネルギー
    1 地域のエネルギー供給
    2 ゴミの山の風力発電
    3 太陽エネルギーの利用
    4 ドイツの水力発電事情
Ⅴ エコロジーライフ
    1 エコショップとビオ農業
    2 ゲロルズエッカー・エコロジー住宅地
    3 環境教育
    4 ドイツ人の環境意識

◆ 学芸出版社、定価2,310円（本体2,200円）
◆ ISBN：4-7615-2354-9

街づくりや環境の棚を持つ全国約300書店で販売されています。在庫がない場合は、書店でご注文いただくか、通販サイト（アマゾンなど）でお買い求めください。

EVライフを愉しむ

◆ 編集：日本経済出版社

◆ 松田の寄稿：「ヨーロッパEV事情を見る」p106-112

EVの街 - スイス・ツェルマット
- バッテリーコンテナごと交換
- 登録は500台に限定
陸の孤島 - ヴェンゲン
特殊条件が引き出すEVの利点
EUの各地で進む実証テスト

◆ 日本経済出版社、定価1,300円+税

◆ ISBN：978-4-532-49109-3

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