< もくじ >
今回は中村さんの娘さん(真夏ちゃん5才)が通っている幼稚園の話です。この幼稚園はキリスト教系の幼稚園ですが、園児の宗教や国籍は様々。聞いたところでは計11ヶ国の子供が通っていて、特にトルコ人が多いそうです。子供と先生のコミュニケーションがうまくいくのか心配になりますが、中村さんは先生から『(多国籍に)慣れてるからぜんぜん問題なし!』と言われたそうです。
ドイツにはキリスト教系の他に、市町村立幼稚園、私立幼稚園などもあります。実は、中村さんの家のもっと近くに幼稚園があるのですが、そちらは9割以上がドイツ人園児なので『外国人園児をあずかるのは難しい。』と言われたそうです。地方の小都市の“幼稚園の国際化”はこういった感じ。
預かり時間 |
※ 7時半から2時まで
※ 4時まで延長可能(追加料金は月100マルク) |
料金 |
※ 家庭の収入によってA〜Eまで6段階に別れている。
収入C(月収3500〜4100マルク)の場合:月258マルク
※ 複数の子供のいる家庭には安くなる。 |
給食 |
※ 希望者は食べることができる。1日5マルク。
※ この幼稚園では園内で調理する。
※ 食べない子供は家で食べることもできる。
※ 宗教的な理由で外食をしない子供も多い。
※ ママの料理よりおいしいと真夏ちゃん。ママ(T_T)。 |
おやつ |
※ 持参する。ただし甘いお菓子はだめ。
※ パンや果物がメジャー。
※ 生のニンジンやピーマンをガリガリかじる子供もいる。(・o・) |
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庭と園舎
この幼稚園は丘の中腹にあります。街の中にある幼稚園の遊び場は、大抵、これよりずっと小さい。 |
12月初めに行われた幼稚園の“クリスマスの飾りつくり”に参加しました。父母対象の集まりで、年末の父母親睦会もかねているようです。20人ほど集まりましたが、ほとんどがお母さん。“お父さんは家で子供と留守番”というパターンが多いみたい。その方が子供が喜ぶのだとか。始めに歌を歌って、それからグループに分かれて飾り作りが始まりました。
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幼稚園のクリスマスツリー
この時期は幼稚園に限らず、学校、各家庭、スーパー、街の公園、etc.には大小様々なクリスマスツリーが飾れれます。 |
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飾りつくり
透明なシートの上に特別な絵の具で絵を描きます。塗られた絵の具は厚みがあって、乾くとシートからはがれます。窓に張ったりして楽しみます。 |
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切り絵
天使がろうそくを持っている絵。これも窓に張って楽しみますが、こういった飾りは“Fensterbild/フェンスタービルト”(Fenster=窓、Bild=絵)と言うそうです。 |
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Adventskalender/アドベンツカレンダー
中村さん一家と壁にかかったアドベンツカレンダー。アドベンツカレンダーとはクリスマス前4週間分のお楽しみカレンダーで、1日ごとにお菓子などが入っています。中村さんは“エプロン型”カレンダーを作りましたが、仕切った木の箱などでもOK。中に入れるものも、お菓子やおもちゃなどアイデア次第。 |
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