省エネ促進プログラム

都市ガスと太陽エネルギーの利用を促進
2000/11 作製
< もくじ >
省エネ促進プログラム
サービスセンターの展示から
省エネ促進プログラム
エネルギーや水の供給だけでなく、家庭での省エネ対策を促進するのもシュタットベルクの仕事。例えば各家庭で太陽熱温水器を取り付ける場合、市から補助金が出ます。他にも家庭でできる省エネ対策について各種の補助プログラムが用意されていて、それを市民に知らせるのもやはりサービスセンターの役目です。最近は特に都市ガスの利用、太陽熱温水器の設置、太陽電池設置を積極的に促進しています。
名称
補助内容
@ボイラー廃熱の利用(注1)   <補助金>
出力40kW以下:1000マルク
出力40kW以上:1kWごとに20マルク追加
A太陽熱利用   <補助金>2000.07.01より
平板型太陽熱温水器 
   6u以下:3000マルク
   6u以上を設置:1u毎250マルク追加
管型太陽熱温水器
   6u以下:3000マルク
   6u以上を設置:1u毎325マルク追加
補助金総額の上限:10000マルク
B夜間電力蓄熱型暖房(注2) <補助金>
各部屋の据え置きタイプ:1台250マルク
セントラルヒーティングタイプ:1000マルク
Cガス管を家までひく(注3) 工事費用の20%を補助
 
注1:
  • 普通、ボイラーの排ガスは140〜120度程度。その熱をさらに利用してエネルギー効率を高める。最終的な排ガスの温度は50〜60度にまで下がる。
  • 都市ガス利用のみ補助を適用。
注2:
  • 夜間の安い電力を利用して熱を貯えておき、必要な時に温風を部屋に送る。
  • 各部屋に置くタイプと、地下室などに大型の装置を置くタイプの2種類ある。
注3:
  • ガスを本管から住宅までひく時。本管から住宅までの距離によって工事費用は変わる。普通3000〜5000マルク(約15〜25万円)。
  • ガス管をひいてから1年以内にガス器具の使用を始めること。
サービスセンターの展示から
都市ガスを利用するボイラー
普通は地下室に置き暖房用のスチームを各部屋のヒーターに送り出す。出力18kW
キッチン
下段に電気オーブンと、ガスオーブンが並んでいるが、もちろん普通の家庭にはどちらか1台のみ。
ドイツ家庭のコンロは電気が主流。掃除がしやすく、見た目もきれいなのが人気の理由。『ガスは恐い!』という人も多い。本当はガスの方がエネルギー効率がいいし、環境への負担も少ないのですが…。
キッチンに洗濯機!?
机の上にはキッチンで使う各種電気器具、下には食器洗い機と洗濯機!  食器洗い機と同じく水を利用するので、洗濯機をキッチンに置く家庭も多い。ドイツの洗濯機はほとんど100%ドラム型。水の使用量が少なくて済むが、時間がかかる。風呂の残り水を洗濯に使うという概念はもともと無い。
 
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