市街地の緑地とビオトープ
2001/2 作製
1. アオトバーン上のビオトープ
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中央駅の近くにある巨大なビオトープの公園。アオトバーン上に作られているのが大きな特徴。草原のビオトープ、湿地のビオトープ、積み石のビオトープ、草原と果樹のビオトープなど、住宅地に作られるビオトープのモデルを実際に見ることができます。
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市の公園局
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約60分
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見学は自由
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詳しくは“
ビオトープ > ビオトープの公園
”を見てください。
2. フィンツ川沿いの自然回復
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数年前、フィンツ川の一部区間(670m)について自然回復工事が行われました。郊外の住宅地の中を流れる川としては,一つの理想形です。限られた幅の中で自然を取り戻す様々な工夫がなされ、野生のカモが住み、子供たちが川で遊ぶこともできます。
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市の公園局
、
河川局
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30〜60分
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見学は自由
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詳しくは
“ビオトープ > いろいろなビオトープ”
を見てください。
3. アルプ川沿いの自然回復
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アルプ川(幅約10m)はカールスルーエ市中心部を通り最後はライン川に流れ込みます。川沿いは遊水地を兼ねた親水公園やビオトープが整備され、市街地や工業用地とは思えないほど質の高い緑地です。昔使われていた水車用の水路で小型発電が行われ、夏場は川で泳ぐ子供たちの姿も見られます。
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市の公園局
、
河川局
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60分
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見学は自由
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詳しくは
“ビオトープ > アルプ川”
を見てください。
4. 屋上の緑地
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旧公園局のビルの屋上に約300uの緑地が作られ、鳥にとって恰好のすみか・休憩場所になっています。また、こういった緑地が増えれば、都市の温暖化防止や豪雨による洪水予防に役立ちます。
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市の公園局
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30分
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見学には許可が必要
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詳しくは
“ビオトープ > いろいろなビオトープ”
を見てください。
5. 砂丘のビオトープ
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カールスルーエ市街にただ一つ残るライン川の砂丘。約1ヘクタールの砂地には乾燥と夏の高温に強い植物が生えています。砂丘の端には小学校が建てられていますが、体育館の屋根は砂丘と同じような環境が再現されています。
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市の公園局
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20分
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見学には許可が必要
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詳しくは
“ビオトープ > いろいろなビオトープ”
を見てください。
6. 学校の庭のビオトープ "Paedagogischen Hochschule"
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市の公園局では市内の学校の庭を集めた冊子を作っています。すべてがビオトープの庭になってい るわけではありませんが、子供たちの自然教育に大きく役立っています。市の中心にある教育大学に はビオトープの考え方を取り入れた1600?の庭があります。
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Paedagogischen Hochschule
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2時間
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見学は自由
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詳しくは
“ビオトープ > 学校の庭 -1,-2”
を見てください。
7. クラインガルテン
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日本語では『市民農園』、『市民菜園』。カールスルーエ市には70のクラインガルテン協会があり、約9000人がクラインガルテンを借りています。利用方法は、野菜の栽培、花の栽培、大きな芝生を造り庭として利用など様々。ドイツ人の生活にとって無くてはならない存在です。街の緑地としても重要でカールスルーエ市では公園の一つとして位置づけられています。
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各クラインガルテン協会
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30分〜2時間
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見学は基本的に自由
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カールスルーエ市のクラインガルテン紹介
表紙ページ
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<環境視察・見学>のもくじ
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はじめに
市街地の緑地とビオトープ|
郊外の自然保護区域、森林、畑、ビオトープ
都市交通とエコロジー住宅
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ゴミ、エネルギー、その他
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