庭の木を切るには許可が必要 |
そこでお隣さんはどうしたか? 知人の目撃談:「隣のだんなさん(50才くらい)はロープを肩に巻き、まるで“サルのように”するすると木に登った。そのロープに奥さんがノコギリをくくりつけ、上のだんなさんがそれをたぐりよせる。そして、ギコギコと木の上部3分の1を切断。さらに、残った木の幹の皮をガリガリと削り、どうやら何とかして木を枯らそうとしているらしい。」 なんとまあ、涙ぐましい努力!「だったら、目立たない夜中に切り倒せば?」 と知人に聞いたら、「自然保護に熱心な人がこの地区に住んでいて、常に無許可伐採を監視。切ろうものなら、通報され罰金を払う羽目になる。」のだそうです。 別のお隣さんは狡猾です。その人は自分の庭の木を数本切り倒しました。特にその木が危険なわけではなかったけど、気に入らなかったそうです。そして、胴回りの小さい切り株だけ残し、太いものには土をかけて証拠隠滅。役所の職員が来た時には涼しい顔で「切ったのは小さい木だけ!」 と言ったそうな。なんだか漫才みたいな話。 理念だけが先行し、実生活をかえりみないとちぐはぐなことになってしまいます。自然は大切。個人の財産も大切。両方のバランスをとるのは難しいですね。でもこの話は、緑地行政に疑問を持つ知人に聞いた話。お隣さんと役所の言い分は聞いていないので、この話だけで“○○がダメ!”と決めつけないでくださいね。こういう例もあるというはなし。 |
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