学生寮のゴミ事情 |
私は大学の学生寮に住んでいます。この区画には他に二人の女の娘が住んでいて、台所、トイレ、シャワーは共同です。ドイツの学生寮は日本と違い、男女共用。はじめのうちはトイレや、シャワーを使う時ちょっと緊張しましたが(笑)、そういうものだと思って生活していると全然気にならなくなるから不思議です。
共同のキッチンにゴミバケツが2つ置いてあるのですが、新しく来たマルレーネに『どういうふうにゴミを捨てているのか』聞かれました。恥ずかしながら、それまではすべてまとめて捨てていたんです。以前は“一つのバケツは紙、もう一つのバケツはそれ以外のゴミ”と分別していたのですが、いつのころからか一緒になってしまいました。 この寮には全部で5つのゴミコンテナが置いてあります。2つのコンテナは木材、金属、紙、プラスチック、リサイクルマーク(Greuner Punkt)がついたゴミ、などの資源ゴミ。これらのゴミは収集後に分別・リサイクルされます。もう一つの大きいコンテナはその他の普通ゴミ。小さ目のコンテナ2つは生ゴミ用です。コンテナの中をのぞくとわかるのですが、資源ゴミと普通ゴミは残念ながらごちゃ混ぜに捨てられています。そういったわけで、今までは台所のゴミをちゃんと仕分けする必要を感じていなかったのです。 しかし、マルレーネに言われてそれではいけないと遅まきながら反省した次第。今ではちゃんとゴミバケツのフタに“資源ゴミ用(Gruener
Punkt:リサイクルマーク)”、“その他のゴミ(Rest Muell)”と書いてあります。読者のみなさんからのメールでゴミに関するものが多いので、時間を見つけてじっくりとレポートしたいと思っています。
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